Play 2からMicrosoft Accessの日本語テーブルに接続する方法

Play 2のScalaコードからMicrosoft Accessの日本語テーブルに接続する方法の説明です。
動作確認環境: Play 2.1.1+WindowsXPMDB(Access 2000形式)

こんなテーブルに接続

以下のようなテーブルに接続します。

接続はODBCデータソースにシステムDSNとして設定しました。


日本語テーブルに接続するコード

play newで新しいアプリケーションを作成し、controllers/Application.scalaとviews/index.scala.htmlを次のような内容にします。

実行すると次のように表示されます。コードを簡単にするため1行だけ表示させています。データベースへのアクセスにはAnormを使用しています。

以下でポイントを説明します。

ポイント1: 標準のデータベース設定は使わない

Playではconfig/application.confに接続情報を書くことでデータベースに自動的に接続してくれます。(JDBCコネクションプールの設定)

しかし文字コードがUTF-8に決め打ちになっているため、Microsoft Accessの日本語テーブルに接続するとエラーが発生します。

そこで、自前でConnectionを作成しています(Application.scala 16〜17行目)。

ポイント2: JDBCドライバの文字コードSJISにする

charSetとしてSJISをセットしたプロパティを用意し(Application.scala 13〜14行目)、それをDriverManager.getConnectionの第2引数に渡しています(17行目)。

以上でMicrosoft AccessのテーブルにSJISで接続することができます。