無線アクセスポイントのチャネルを変更した

最近、無線LANの電波が弱くなったり、使用している無線アクセスポイントの無線ランプが消えてしまうことがありました。ひょっとしたら近所で使っている無線LANアクセスポイントと電波が干渉しているのではないかと思い、調べてみました。

近所の無線アクセスポイントを調べる

近所の無線アクセスポイントを調べるために WirelessNetView をインストールし、実行してみました。想像していたよりたくさんの無線アクセスポイントが出てきました。

チャネル番号 信号強度
1 28%
5(自宅内) 79%
7 51%
7 33%
11 27%
11 20%
11 17%
11 17%

この中で、チャネル番号5のものが私の家にある無線アクセスポイントです。5番なので他のアクセスポイントと干渉しないと思っていたのですが、2.4GHz‘Ñ‚Ì–³üLAN‚̃`ƒƒƒlƒ‹Š„‚è“–‚Ä によると、チャネル5番は一部の電波が7番と被っているそうです。7番は電波強度が51%、33%のものがありますので、これらの影響があると判断し番号を変更することにしました。

上記ページによると、チャネル2番にすれば7番と被らないようです。近所にチャネル1番のアクセスポイントがありますが、電波強度が28%なのでそれほどの影響が出ないことを期待しつつ、2番に変更することにしました。

チャネルを変更する

私が使っている無線アクセスポイントは BUFFALO WLA-G54C です。これは無線ブリッジというもので、LAN側から来たパケットを無線側に、無線側から来たパケットをLAN側に送るという働きをします。

チャネル設定は内蔵Webサーバーに接続して変更できるのですが、IPアドレスがわかりません。付属CD-ROMを探したのですが箱ごと行方不明でした。調べてみたところ、IPアドレスを検索する AirStation設定ツール をダウンロードできることが判明しました。ついでにファームウェア2.20 が出ていたので更新しました(更新前は1.22)

これでめでたくチャネル番号を2に変更することができました。再びWirelessNetViewで電波強度を調べてみたところ、うちにある無線アクセスポイントの電波強度は99%になっていました。これでしばらくは安泰です。

オマケ:802.11g802.11b

WLA-G54Cの無線モードには次の3つがあります。

  • 11g(54M)-Turbo
  • 11g(54M)/11b(11M)-Auto
  • 11b(11M)-WiFi

デフォルトでは「11g(54M)/11b(11M)-Auto」になっているのですが、高速化を狙って「11g(54M)-Turbo」に変更してみました。その結果、私の持っているZaurus SL-C3100から接続できないことが判明!Zaurusには11bの無線LANカードを差していたのをすっかり忘れていました。というわけで、元に戻したのでした。