ケイの『「ソフトウェア工学」は矛盾語法か?』について その2

前回の日記(id:paz3:20090605)の続き。『「ソフトウェア工学」は矛盾語法か?』を読んで思ったことのメモです。

それではなぜソフトウェアはこうも複雑なのか? その一つの答えは、普通人間の神経系は類似ではなく差異に惹き付けられるが、類似こそが一見大きく複雑に見えるシステムにある小さな特徴を作り出すものだからだ。差異は時間が経つにつれ問題を引き起こす不必要な沢山の特別ケースを頻繁に生み出してしまう。

私にとって、この部分は大変重要な示唆を含んでいました。

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