GMailで迷惑メールフォルダの未読メッセージの一覧を表示する方法

メーラーGMailを併用する

私は普段はメールをメーラー秀丸メール)で送受信しています。メーラーのない環境でもメールの読み書きがしたくなり、GMailを使うことにしました。
メーラーGMailを共存させるため、次のようにしています。

  • メールサーバーでメールのコピーをGMail宛に転送する
  • GMailの送信者アドレスをメーラー側と同じにする
  • 送信メールのBCCに自分自身を入れる

GMailの利点

当初はメーラーのない環境で補助的に使うことを考えていたのですが、GMailには次のような利点があることがわかりました。

  1. メールの検索が楽になった
  2. メールのバックアップとして使える

メーラーではPOPFileを使って仕事用や個人用といった複数のフォルダにメールを振り分けているため、過去のメールを探そうとしたときに、思っていたのと違うフォルダにメールが入っていたり、すべてのフォルダから検索すると時間がかかってしまうといった問題がありました。GMailではすべてのメールは「アーカイブ」に入っているため、検索がシンプルです。

また、検索の中心がGMailに移ったおかげで、重要度の低いメールや読み終わったメールはメーラーから気軽に消すことができるようになり、ハードディスクの使用量を削減することができるようになりました。

もっとも、GMailにはいつダウンするかわからない不安があります。そこで本当に重要なメールはメーラーに残すようにしています。

迷惑メールフォルダの未読メッセージの一覧を表示する

私はGMailの迷惑メールフィルタが正しく動作しているか気になるため、迷惑メールフォルダのすべてのメールのタイトルを一覧でチェックすることにしています。チェックしたものはその印として既読にします。

迷惑メールフォルダには大量のメールが入っているため、未チェックのもの(=未読のもの)だけの一覧を表示したいと思って調べたところ、次のような文字列で検索をすれば一覧が表示されることがわかりました。

in:spam is:unread

ここで「in」や「is」はGMailがもつ検索用の演算子です。次のような意味があります。

演算子指定 意味
in:spam 迷惑メールフォルダにあるメール
is:unread 未読のメール

GMailには他にもたくさんの演算子があります。詳しくは Search operators you can use with Gmail - Gmail Help を参照してください。