B5000のアーキテクト、ロバート・バートン氏について

昨日の日記で書いたバロースB5000について、さらに調べていたところ、B5000のアーキテクトであるロバート・バートン氏に関するページを発見しました。

ちえの和Webページ - コンピュータ偉人伝 - ロバート・バートン

上記ページには坂村健氏がバートンのオフィスに行ったときのことが書いてありました。その中で次の言葉が印象に残りました。

とにかく自分で考えることだ。何がやりたいかをまず明らかにする。 本は読まない。学会?本と同じくあまり関係ない。とにかく考えることだ。コンピュータを使うのは最もよくない。

「本は読まない」というのは衝撃的ですが、本当に何かを考えるには、本を読まない方が良いのかもしれません。しかし私のような凡人には、ある程度、インスピレーションを得られるような参考資料が必要なような気がします。

これを読んで思ったのですが、自分は以前はTODOリストをコンピュータ上のTODOソフトで管理していました。その後、未完了のTODOに中間結果などを書き込みたくなり、単なるテキストファイルに切り替えました。しかし外出先などで見られない不便さから、結局は紙のリストに落ち着きました。

コンピュータではなく、手を使って紙に書く。そんなことで、多少なりとも何かを考える習慣が身に着いたらよいなと思います。